10月の読んだ本

10月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1454
ナイス数:273

陸王陸王感想
ドラマが始まったので再読。再読でもやはりこみ上げてきて涙、涙です。圧倒的な読みやすさと分かりやすさ、池井戸潤さんの真骨頂ですね。「どんなときにも、勝利を、信じろ」ああ、大好きですこの作品!
読了日:10月28日 著者:池井戸 潤
パーマネント神喜劇パーマネント神喜劇感想
やけに人間くさい神様、憎めないですね。標準語で書かれてあるのに、なぜか脳内では関西弁のイントネーションでした(笑)。久しぶりの万城目学ワールド、楽しい読書でした。ラストの一編はちょっとぐっときましたね。少しおねえさんになったあの子も登場してきて嬉しくなっちゃいました。
読了日:10月17日 著者:万城目 学
慈雨慈雨感想
初読みの作家さん。よかったです。読み応えがありました。刑事としての矜持と、消せない罪悪感との間で揺れる気持ちを抱えながらの16年は辛かったことでしょう。四国巡礼最後の札所へ向かうラストの光景がとても美しかったです。
読了日:10月11日 著者:柚月 裕子
星々たち (実業之日本社文庫)星々たち (実業之日本社文庫)感想
素晴らしかったです。こういうのはもう桜木さんの独断場ですね。女三世代、中でも千春という女性の生涯を中心に描かれていく連作短編集。幸薄いし侘しいし不運だし、もうグイグイと抉られるんだけど、当たり前と受けいれて生きていく力強さ、逞しさに救いや光も感じられて。薄情ってどういうことなんだろなって考えたり。名もない人たちだけど、間違いなく生きてる、生きてたっていうのが感じられる、そういう意味のタイトルですね。ラストがとにかく秀逸。震えました。
読了日:10月06日 著者:桜木紫乃

読書メーター

9月の読んだ本

9月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:2866
ナイス数:238

ガーディアンガーディアン感想
安定の読み応え、薬丸岳さんらしいテーマでした。多視点でのお話で序盤は若干読みにくさを感じましたが、そのうちグイグイと引き込まれました。さすが、読みやすい薬丸作品。あの作品のあの人が登場してきて、こういうリンクが好きなので思わずニヤリ。教師は万能ではないが、無力ではない…そう信じたいですね。
読了日:09月30日 著者:薬丸 岳
不時着する流星たち不時着する流星たち感想
小川洋子さんは風変わりな人や物、出来事を丁寧にすくい上げて、うっかり見落としそうなところに潜む美しさ、儚さ、残酷さ、狂気、不可思議、死、喪失、歪みなどを描くのが本当にうまい。『肉詰めピーマンとマットレス』がとても温かくて素敵。『十三人きょうだい』もまた強い印象を受けました。
読了日:09月22日 著者:小川 洋子
いまさら翼といわれてもいまさら翼といわれても感想
面白かった!やっぱり古典部シリーズ大好きだなあ。シリーズの初っ端から地味に疑問だった「なんで伊原は折木に辛辣で手厳しいのか」の理由が分かり、また誤解?も氷解し…の「鏡には映らない」もよかったし、「わたしたちの伝説の一冊」も青春キラキラでよかった。ラスト2編が特に好き。「長い休日」から「いまさら翼といわれても」の流れ、ビターな感じは素晴らしい。まだ続きそうな感じだし、楽しみです。
読了日:09月16日 著者:米澤 穂信
貘の耳たぶ貘の耳たぶ感想
二章の構成、視点が変わることで浮かび上がる心理描写は読み応えがあります。最後は郁絵の章なのでその時の繭子の気持ちは想像するしかない。そこに小説ならではというか、読者の力量が問われるというか、とにかくとても考えさせられました。その動機より何より、自分の子ではないと知りながら、4年もの間必死にその子を育てた(それだけは真実)繭子の気持ちは正直分からないし共感もできない。「わたしを断罪してほしい」という望みは叶ったということか?これが母の愛なのか、血の繋がりって何なのか?親子とは?…本当にずしーんときました。
読了日:09月12日 著者:芦沢 央
鉄の骨 (講談社文庫)鉄の骨 (講談社文庫)感想
面白かったです!この業界、まさに「清濁併せのむ」なのですね。会社の利益のためなら何物をも顧みない尾形、正しいことばかりが正しいわけではないという、悪対悪的な構図で後味が若干よくないですが、ラストの鉄骨のシーンで元の部署に戻った平太に少し救われる気がしました。個人的には萌さんどうなのアナタ、ちょっとズルくない?と最後まで共感できなかったです(笑)
読了日:09月10日 著者:池井戸 潤
空飛ぶタイヤ(下) (講談社文庫)空飛ぶタイヤ(下) (講談社文庫)感想
一気読みでした。とても面白かった!池井戸潤さんの作品だから大丈夫ピンチの連続でも最後に正義が勝つはずと思いつつもハラハラドキドキ。丁寧な描写を積み重ね、社長の赤松はじめ登場人物それぞれがそれぞれの立場、思いで動くことによって、大きなうねりが生まれ、グイグイと読者を引き込みます。それにしても赤松社長のど根性、すごいな。また完全な悪役という感じでもない、揺らぎを感じる沢田がいいアクセントになってました。映画も観てみたいですね。(キャストは読後に確認しました)
読了日:09月04日 著者:池井戸 潤
空飛ぶタイヤ(上) (講談社文庫)空飛ぶタイヤ(上) (講談社文庫)感想
お、面白いっ!池井戸潤さんの作品は厚みがあってもなんのその、グイグイ引き込む力が強いですね。下巻も楽しみ!
読了日:09月02日 著者:池井戸 潤

読書メーター

8月の読んだ本

8月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:1762
ナイス数:183

クラウドクラスターを愛する方法 (朝日文庫)クラウドクラスターを愛する方法 (朝日文庫)感想
窪美澄さん安定の読後感、よかったです。家族とは非常に厄介でややこしい集合体だなあと、私自身も最近思っていること、感じていることに重ねながら読んでいました。表題作は特に、自分と母との間にある問題?を嫌でも考えさせられました。(我が強すぎる私の母こそクラウドクラスターと密かに呼びたい)窪さんのはどの作品でもそうですが、ラストでは認めることができたり少し気持ちが上向いたり一歩踏み出せそうだったりと、何らかの希望を感じられるのがいいですね。
読了日:08月30日 著者:窪 美澄
舞台 (講談社文庫)舞台 (講談社文庫)感想
西さんは、抉られたくない生々しい部分をがっつりと抉り取ってお話にするのが本当にうまいなあと思います。自意識にがんじがらめになってる葉太はやや極端で、窮地だというのに滑稽にしか見えないけど、人は自分のため体裁のため、または思いやりなどから「何かを演じてる」というのは多々あるなあと、私自身や身の回りの人を思い浮かべて読んでいました。終盤の「どうして最後まで嫌いでいさせてくれなかった。」のくだりは鳥肌が立って泣けました。
読了日:08月26日 著者:西 加奈子
彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)感想
「え?」という驚きとため息、放り出されたような読後感。ずっと不穏だし、全然共感できなくて気持ち悪いし、薄気味悪いし、それなのに読む手を止めることができませんでした。『ユリゴコロ』もそうでしたが、独特の世界。どこに連れて行かれるのだろうとは思ったけど、読み始めた時にはラストでこんなものが見えるとはよもや思いもしませんでした。凄いですね、まほかるさん。
読了日:08月24日 著者:沼田 まほかる
失踪者失踪者感想
よかったです!下村敦史さんの作品は読み応えがあって読後感もいい。終盤になって見えてきたことから自分が想像してた、さらにもう一段上を行くような結末。不器用な男がたった一人の「相棒」に向ける命がけの信頼、素晴らしいラストでした。
読了日:08月08日 著者:下村 敦史
許されようとは思いません許されようとは思いません感想
初読みの作家さんでした。ゾクゾクするのがクセになるのかも…という短編集。「ありがとう、ばあば」はラストでまるで放り出されてしまったような衝撃。「姉のように」は読んでいて辛かったです。表題作の「許されようとは思いません」が怖さも得体のしれない不穏さも悲しさも秀逸でした。
読了日:08月03日 著者:芦沢 央
蚊トンボ白鬚の冒険(下) (講談社文庫)蚊トンボ白鬚の冒険(下) (講談社文庫)感想
藤原伊織さんの作品にしては設定がぶっ飛んでると始めこそ思いましたが、読み進むにつれ、まさに藤原伊織ワールドだ!と思いました。ハードボイルド・ファンタジー、3日間の出来事だけど、濃密で疾走感があって、登場人物が皆魅力的で、ラストはちょっとジーンときちゃって…読みながら映像が頭の中で思い浮かぶようでした。面白かったです。
読了日:08月01日 著者:藤原 伊織

読書メーター

8月です


ブログを放置している間にはや8月ですって…(゜o゜)

今年の夏はどうなるんだ?と恐ろしくなるほど7月は暑かったですが、
8月はどうなんでしょうね。
この辺りでは少し朝晩涼しい日もあるのですけど…

7月は義母が2度目の入院などでまたもやバタバタした月でした。
無事に手術も済んで、ホッとしました。

*

先日、勤務先の研修で横浜に行った際、
その日休みだった夫とすでに夏休みに入ってた娘と合流して、
横浜スタジアムの近くにあるタイガースショップに行きました。
古い古いビルの一角にあるお店、試合のある日はとても混雑しますが、
試合のない日中は空いていて快適。
3人でユニフォームを新調しました。

ふじなみ

左から北條のが娘、藤浪のが夫、鳥谷のが私。
ちなみに今まで持ってたのは、娘は藤浪のTシャツ、夫は掛布、私は鳥谷(ビジターのTシャツ)でした。
私は初志貫徹の鳥谷推しです。
贔屓のチームですから好きな選手ばかりですけど、
誰のユニフォームにする?となると、やはり私は鳥谷。
いつもホーム用の白のは、Tシャツでさえ鳥谷のは売り切れだったので嬉しいです(^.^)
そうそう、上本のユニフォーム(ビジター用)が半額になってて、
なになに?お買い得?と思ってよくよく見てみると、前の背番号4のもの。
あ、なるほど、そういうのって値下げ事案なんですね。

今年はすでに2試合観に行っているのですが、
来週またハマスタに行く予定。

そしてこちら、真ん中のはウル虎の夏のユニ。
既読本を交換こしているお友だちがウル虎の夏期間中の試合を観に行って、
おすそ分けで送ってくれました!嬉しいです(´艸`*) ありがとう♡

ウル虎の夏2017

こちらはユニフォームを買いに行った日のランチ。
メキシカンチリバーグ。
ピリッとしたチリソースとパルメザンチーズが絶妙、とてもおいしかったです。

メキシカンチリ

既読本交換会もすでに何年になるのかしら…
今回もたくさん送ってくれました。嬉しい(´艸`*)
一番気になるのは池井戸潤さんの『アキラとあきら』。楽しみです。

既読本交換会201707








7月の読んだ本

7月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1825
ナイス数:282

蚊トンボ白鬚の冒険(上) (講談社文庫)蚊トンボ白鬚の冒険(上) (講談社文庫)感想
タイトルから受ける印象は藤原伊織さんぽくなさそうなものでしたが。今作の主人公はくたびれたアル中おっさんではなく、シニカルで肝が据わった若者。そして一風変わった女性、筋を通すヤクザと…ちゃんと藤原さんのハードボイルドな世界でした。会話が相変わらず流れるような美しさとウィットに富んでます。下巻はどうなる?
読了日:07月28日 著者:藤原 伊織
果鋭果鋭感想
元マル暴刑事の堀内・伊達コンビシリーズ3作目。パチンコ業界の裏側を抉り出します。パチンコ業界、警察、天下り、ヤクザ、産廃場…どっぷりと黒川ワールド、圧倒的なリアリティを感じました。怪我をして足が不自由になってからの堀内を何かと気にかける伊達、「刺されるなら俺や」と覚悟する堀内、素晴らしいコンビですね。それにしても悪いやつばっかり、悪対悪でドロドロなはずが、読み終わるとちょっと爽快感もあるから不思議。
読了日:07月17日 著者:黒川 博行
裸の華裸の華感想
最初は少し手こずったんだけど、中盤からはグイグイ引き込まれました。決して明るい物語ではないけどどこかキラキラとした輝きもあって、終わりの予感もあるのだけど不思議とからりとしていて…登場人物が皆魅力的でした。裸一貫で生きる女の矜持…これは再生の物語だなと思いました。ノリカが師匠に会いに行ったくだりが圧巻でした。
読了日:07月07日 著者:桜木 紫乃
誰もいない夜に咲く (角川文庫)誰もいない夜に咲く (角川文庫)感想
桜木紫乃さんの短編は奥行きがあって読み応えがあって本当に素晴らしいなあ。一度読んだら病みつきになる世界観です。北海道を舞台に、どの女性も皆幸せとは決していえない状況だけど、それを嘆くでもなく、ある種の諦念とともに受け入れ、日々を黙って生き抜いていく逞しさをも感じます。『フィナーレ』『絹日和』『根無草』が特によかったです。
読了日:07月05日 著者:桜木 紫乃
雪煙チェイス (実業之日本社文庫)雪煙チェイス (実業之日本社文庫)感想
久々の東野作品、安定の読みやすさでした。このシリーズは東野さん完全に楽しんで書いてらっしゃるのでは?軽いタッチで時々ギャグ?も交えつつ、一気に読ませるところも、スキーしたことない私でも雪山の光景がスッと入ってくるところもやっぱり東野さんすごいなと思います。エンディングではあの2人が…よかったよかったと、楽しい読書でした。
読了日:07月01日 著者:東野圭吾

読書メーター

6月の読んだ本

6月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:3281
ナイス数:424

政と源政と源感想
久しぶりの三浦しをん作品、満足の読書でした。性格も考え方もまるで正反対の幼馴染の二人、これからもきっとたまに喧嘩しつつも仲良くドタバタ暮らしていくんだろうなあ。源二郎の「だから生きるんだろ」は70年余り生きてきたからこその人生観。国政がとあるお願いをするために別居中の妻に毎日ハガキを書くくだりが大好きです。
読了日:06月25日 著者:三浦 しをん
それを愛とは呼ばずそれを愛とは呼ばず感想
最終章の展開と、タイトルへと導くある人のセリフ、ぞわぞわしました。「愛」と呼ばないのはどれなのか、どれもなのか、愛ではないなら何なのか、「愛しみ(かなしみ)」なのか…限られた登場人物と舞台で、どれもが当てはまるような気もするけど、どれもやはり愛と呼んでいいような気もするし。特にラストの展開は、狂気なのか愛なのか…ちょっと難しい。放り出されたような読後感です。
読了日:06月23日 著者:桜木 紫乃
七つの会議 (集英社文庫)七つの会議 (集英社文庫)感想
面白かった!さすが池井戸潤さん、ぶ厚いボリュームなんてなんのそのです。短編それぞれも面白いけど、それらが重層的に全体のお話を構築し、最後の最後で見えてくる真実には思わず「うわぁ…」と唸ってしまう、そんな圧巻の読み応え。大満足の読書でした。
読了日:06月18日 著者:池井戸 潤
後妻業 (文春文庫)後妻業 (文春文庫)感想
面白くて一気読みでした。黒川博行さんの小説は、ページ数はとてもボリュームがあるけど、グイグイ引き込む力があり、登場人物のキャラ設定も見事で、生き生きと動いて、まるで映画を観ているような感覚を覚えます。また善vs悪ではなく、悪vs悪という構図も黒川作品ならでは。欲の深い人間同士の駆け引きが鮮やかに描かれています。毎回ものすごい量の取材をされるそうですが、誰も得をしない、皆がそれなりに痛い目を見るという結末も何だかリアルです。
読了日:06月17日 著者:黒川 博行
永い言い訳 (文春文庫)永い言い訳 (文春文庫)感想
大切な家族を失った時、人はどうやってその後の人生を生きていくのか…私は亡くなった父のこと、その後の私の気持ちなどを頭のどこかで考えつつ読んでいたように思います。「死が分かつまでは、人間同士は何とかなる」、「喪失の克服はしかし、多忙さや、笑いのうちには決して完遂されない」、この二つの文章が特に胸に刺さってます。読んでよかったです、本当に。
読了日:06月13日 著者:西川 美和
よるのふくらみ (新潮文庫)よるのふくらみ (新潮文庫)感想
グイグイ引き込まれて一気読みでした。窪さんの世界は、本能とか感情とか、いろいろなものがむき出しというか、生々しく描き出されるのだけど、なぜかサラリとしてて。ハッピーエンドでもバッドエンドでもない、不思議な余韻があります。人の心も、人と人との関係も、複雑そうに見えて実は簡素なものなのかもしれませんね。
読了日:06月10日 著者:窪 美澄
だれかの木琴 (幻冬舎文庫)だれかの木琴 (幻冬舎文庫)感想
何も共感できないのにグイグイと引き込まれて一気読みでした。何と言えばいいのか、読んではいけないものを読んでしまったかのような居心地の悪さ。家族でさえお互いの心のうちをさらけ出すことが難しく、そのグロテスクさゆえ正視できず、逃げたりなかったことにしたり。「紙になる」という表現がとても印象的でした。どこの家族にも起こりうることなのかもしれませんね。ちょっと怖かったです。
読了日:06月10日 著者:井上 荒野
ちょっと今から仕事やめてくる (メディアワークス文庫)ちょっと今から仕事やめてくる (メディアワークス文庫)感想
テーマは重ためだけど、ライトな筆致でスイスイと進む読みやすさ、読後感も暖かくてよかったです。両親とのやりとりのくだり、私の父も同じようなことを言ってくれてたなあと思い出してちょっと泣けました。
読了日:06月09日 著者:北川恵海
喧嘩喧嘩感想
疫病神シリーズ6作目、今回も安定の桑原二宮コンビ、面白かったです。前作で破門され、代紋外して初めて、イケイケだけでは渡っていけないと知り弱気なセリフがちょいちょい出てしまう桑原が新鮮でした。そして二宮くん、もう40になるのか〜としみじみ。ヤクザが食えなくなる時代が近いと感じるのと同様、二宮の仕事も先細りでそろそろ危うい感じ。桑原は嶋田が三代目を継いで無事?復縁したけど、この後どうなっていくのかなあ、次作が楽しみです。
読了日:06月08日 著者:黒川 博行
氷平線 (文春文庫)氷平線 (文春文庫)感想
桜木紫乃さんのデビュー作。風景描写を通して人の感情の機微をも表すというのはデビュー当時からの特徴なのですね。どの短編でも登場人物の置かれた状況は暗かったり辛かったり孤独だったりするんだけど、不思議と生きていく逞しさも同時に感じます。表題作の『水平線』はガツンときました。
読了日:06月03日 著者:桜木 紫乃

読書メーター

放置しすぎの…


2か月以上も更新していなかったのねあらまビックリ(;'∀')

お久しぶりですこんにちは。
もう6月ですって。月日の経つのが早すぎて白目。

4月終わり、5月半ばと義母、義父と入院が続き、ドッタバタしてました。
無事退院しましたが、改めて健康の大切さを痛感いたしましたです。

私の方は、今年になってから毎月のように起こってた耳鳴りが、
5月はしない!わーい♪なんて思ってたら、
月末に咽喉頭炎で熱が出て2日間寝込んでしまいました。
ふだん平熱が低いので8度5分なんて死にかけ3秒前デスヨ…
仕事も2日休みましたが、先週後半から仕事復帰。
声を出して働けることの素晴らしさ(大げさw)
やっぱり健康って大切です。


そういえば今年始めにチケットを取った『オペラ座の怪人』、
4月に観に行ってきました。(今頃w)
劇団四季も初めて、ミュージカルも初めてだったのですけど、
何なのこれすごいすごい面白い鳥肌ーーーっ!という経験でした。
真剣に四季の会の案内熟読したぐらいw
他の演目も機会があったら観てみたいなあって思いました。

同じく4月半ば過ぎにはユノさんが転役となり。
なんか終わってみればあっという間だったような気がしないでもない。
でも間違いなく2年ちょいという時間は経ってるんですよねぇ。
不思議。時空でも捻じれたの?(違)
でもチャミがまだなので、わたし的には本当に「まだ」という感じです。

5月の読んだ本

5月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1344
ナイス数:197

ふたりの距離の概算 (角川文庫)ふたりの距離の概算 (角川文庫)感想
面白かったです。タイトルが秀逸。マラソンの最中、ホータローと誰かとの物理的な距離のことでもあり、古典部の誰かと誰か、そのふたりの心の距離でもあり…構成がうまいなあと思いました。省エネのホータローも精神的に成長しましたね。次も楽しみです。
読了日:05月28日 著者:米澤 穂信
遠まわりする雛 (角川文庫)遠まわりする雛 (角川文庫)感想
『氷菓』から順番に読んでますが、なんとなく油断してたら思いの外甘酸っぱくてちょっと切なかったり微笑ましかったりと、ど真ん中の青春ものでした。特にホータローの心の微妙な変化が面白かったですね。次も楽しみです。
読了日:05月23日 著者:米澤 穂信
クドリャフカの順番 (角川文庫)クドリャフカの順番 (角川文庫)感想
古典部シリーズ3作目、多視点による描写は、登場人物それぞれを深く知ることにもなり、相手に対する思いなども垣間見えたのが新鮮でした。文化祭という独特の高揚感は、なんだかちょっと懐かしさを覚えたり。ぐいぐいと引き込まれて楽しく読めました。面白かったです。
読了日:05月09日 著者:米澤 穂信
愚者のエンドロール (角川文庫)愚者のエンドロール (角川文庫)感想
面白かった!二段にも三段にもなってて、その上さらに奥にもまだあって…みたいな構成、読み応えがありました。軽い感じなのに読ませる力がすごい。さすが米澤穂信さん。登場人物が魅力的で、シリーズ追いかけようって思っちゃいますねこれは。
読了日:05月05日 著者:米澤 穂信

読書メーター